電動アシスト自転車バッテリーを10年愛用するメンテナンス術

電動アシスト自転車バッテリー寿命を左右する3大要因

① 充電習慣が劣化を加速
「過充電」はバッテリー膨張の主要因。充電器はPSEマーク（菱形）認証品を選び、単回充電時間を8時間以内に抑えることが原則です。

② 環境ストレスへの対策
真夏の車内放置や雨ざらしは絶縁劣化の原因に。バッテリー周辺温度は-10℃～40℃を維持し、湿度60%以下が適正環境です。

③ 経年劣化の兆候
「充電時間が2倍化」「走行距離が30%減少」は交換時期の目安。ケーブルのひび割れや接続端子の錆も安全使用限界のサインです。

今日から実践！プロが教えるメンテナンス5箇条［充電編］

▼ 充電は80%停止が最適
タイマー付き充電器で満充電を回避すれば、リチウムイオンバッテリーの劣化を抑制。日本国内販売品はPSE規格（菱形）により、過充電防止機能の装備が義務付けられています。

▼ 月1回の放電サイクル
バッテリー残量20%程度で一度充電すると、容量測定精度が向上。※日常的な過放電（0%以下）はバッテリー損傷の原因となるため厳禁です。

電動アシスト自転車危険兆候リスト

ケーブル接続部の緩み／錆（さび）発生
バッテリーケースの変形・電解液漏れ
充電時の異常発熱（※表面温度40℃以上）

※40℃以上を検知した場合：
① 直ちに充電中止
② コンセントから充電器を抜かずに電源ブレーカーを遮断
③ 製造元へ連絡（PSEマーク記載の連絡先）

火災リスク低減の必須安全対策

▼ 禁止改造行為
バッテリー増設や非純正充電器使用は電気回路の過負荷による発火リスクが極めて高い行為です。

※日本では改造車両の公道走行は道路運送車両法第86条で禁止（違反者は1年以下の懲役または50万円以下の罰金）

▼ 安全な保管条件
・直射日光が当たらない風通しの良い場所
・充電コンセントにはJIS C 8341準拠の防雨カバーを設置
・周辺50cm以上を可燃物から離す（消防法第10条の3）

▼ 異常発煙時の対応

コンセントは絶対に抜かない（火花発生リスク）
消火器（粉末ABC）で初期消火
水を絶対にかけない（リチウムイオン電池の反応促進）
安全を確保した上で119番通報

※消火後も48時間以上冷却監視が必要（総務省消防庁「リチウム電池火災対応ガイドライン」）

街の黒騎士0034

これはかさばる「ママチャリ」とは一線を画し、都会の若者向けに設計されたファッショナブルな電動アシスト自転車です。全長1550mmのコンパクトボディは街中での取り回しに優れ、スリムなシルエットが特徴。高強度アルミ合金フレームによる軽量設計（43kg）でありながら、耐荷重180kgの強度を備えています。

戦駒 005｜勾配征服者たるe-Bikeの新定義

都会の通勤と週末の探索が交差する時、このマットブラックの電動アシスト自転車は「1台で2つのシーン」の移動自由を実現します。
・高出力モーター：急勾配でも安定した走行をサポート
・最大100kmの航続距離（※）：5日分の通勤をカバー
・行動範囲の拡大：自転車道整備エリアなら郊外半径50km圏内のカフェやキャンプ場へも移動可能